
| ようやく出ました、待ってました? 白鳥舎の第3冊です。 今回のテーマは、『古代の出雲的世界』でもお馴染みの『風土記』。 古代の地誌として知られ、また各地の風物を紹介するさいにもよく使われる『風土記』は、『記紀』とならんで貴重な古典籍のひとつですが、現在では、まとまってみることができるのは、常陸・出雲・播磨・豊後・肥前のいわゆる「五風土記」のみとなっています。その他、50ほどの国については断片的に残っているものがあるものの、もちろん十分ではありません。 『風土記』は、奈良時代における国単位の地誌であるだけではなく、各地の地名由来伝承などをはじめとする当時の人々の生活や信仰の様子が記された、いわば研究素材の宝庫として、これまでにいろいろなかたちで解説や注釈が行われてきました。 本書は、そうした江戸時代の板本を収録している日本古典全集『古風土記集』下巻(日本古典全集刊行会、大正15〈1926〉年)から、「訂正常陸国風土記」「肥前風土記」「箋釈豊後風土記」の部分を影印・収録した『風土記』のテキストです。 巻末には、瀧音先生とともに「風土記研究会」のメンバーでもある宇井隆先生にまとめていただいた、76ページにもおよぶ文献目録を収録していますので、研究便覧としても是非活用してください。 (2001年3月刊 B6版 248ページ 2500円+税) |
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<主要目次> 風土記の史料的位置(瀧音能之) 〈演習 風土記〉 常陸風土記 肥前国風土記 箋釈豊後風土記 常陸国風土記・西海道風土記 関係文献目録(宇井隆 編) |
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