雑記帳

りょう君(2年)の恐竜誕生


 今日は夏休み教室の最終日。7月25日に作った昆虫標本の仕上げをした。虫に絵の具で色を塗り、ビーズなど飾る。箱の方もペンキを塗ったり、片段ボールを貼ったり、好きに飾った。仕上げにニスを塗り、自分たちで考えた名前を虫につけた。

 とてもかわいらしい昆虫標本ができあがった。写真は水クラスのゆうちゃん(小4)のもの。


 夏休み教室5日目。今日は高学年対象にモーターを使って簡単なゲームを作った。モーターにミニ四駆のタイヤを取り付け、回転を利用してボールをはじいてゴールにいれるという対戦形のミニエアーホッケーのようなもの。選手は発砲スチロールで好きに作って、後からモーターをとりつけた。天使対骸骨などユニークなものが生まれた。ボールはプラスチックコップにカラーマジックで絵を描き、オーブンで熱してぺちゃんこにして作る。フィールドは空き箱にペンキを塗り、ゴールの穴を開けた。単純だけど、結構面白く、終了後もみんな残って、熱くなって対戦していた。

 ところで昨日、7月26日に作った土器を野焼きしたが、たいした破損もなく、渋くて良い色に焼き上がった。


    

 アトリエの夏休み教室4日目、今日は時計作り。何故か圧倒的に女の子の参加が多数。まずはアイデアスケッチをしてから、段ボールで制作。立体的な家形の鳩時計のようなのを作る子もいれば、平面的にイルカやハート形の時計を作る子もいて、アイデア溢れる個性的な時計が出来上がった。


 昨日、今日とブナンの夏休み教室だった。園児にとっても、小学生にとっても良い体験になると思うので、毎年夏休み教室には、アトリエの高学年の小学生をアシスタントに連れて行く。昨日は小学生2人と幼稚園児3.4人の混合グループに分かれ、段ボール制作。段ボールを使って、お化け屋敷や、お姫さまのお城など、それぞれ好きなものを作って自分たちもお化けやお姫さまに変身。変わったのでは、御神輿を作るグループもあった。

 今日は、スーパーボール作りコーナー、スライム作りコーナー、プラバンのバッチ作りコーナー、団扇作りコーナー、風船コーナー、自由制作コーナーを設け、園児約2人を小学生1人が担当して、サポートしながら好きなコーナーを回ってもらった。帰りがけに、お世話になったお兄さん、お姉さんに、お礼やお別れを言っている園児たちがかわいらしかった。

 と、書くと、なんてお利口な小学生たち!って感じだけど、実際は園児そっちのけで、自分の制作に没頭してしまうやつの、なんと多かったこと。それでも、小学生がいたおかげで、いろいろ助かる点が多かった。どうもありがとう。(かえって大変になったとこもあるけど、それは内緒・・・)


 夏休み教室3日目。今日は空き箱に厚紙で街を作り、発砲スチロールで作った車などに磁石をつけて走らせるという工作。

今日は2時間半かけて作ったのだが、どうも普段からアトリエに来てる子より、夏休みだけのビジターの子の方がしっかりと時間内に作品を仕上げて帰っていく。どうもアトリエの子は時間的制限のない制作に馴れすぎてしまったよう。凝るのはいいけど、車を作っただけで終わってしまうのは、ちょっと・・・。夏休みの自由研究にと、期待していたお母さん方、ごめんなさい!


 夏休み教室2日目。今日は縄文土器づくり。貝殻や縄、木の枝など、縄文人が実際使ったと思われる道具だけで制作する。 参加希望者が多く、午前と午後と2回に分けて行う。今日は参加年齢層が広く、幼稚園児から高学年まで、その上お母さんの参加も2名あったのがうれしい。出来上がった作品は、乾燥後野焼きする予定。割れないでうまく焼けるといいんだけど・・・。


 アトリエの夏休み教室の1日目だった。今日は粘土で作る昆虫標本の1回目。みんなで昆虫図鑑を見ながら、本当にいる虫や、自分の想像した虫などを、胴体は粘土、触角や足は針金で作る。夏休み教室は希望者のみ、外部からの参加も可なので、今日はいつもと違うメンバーで、みんな少し緊張気味。いつもの教室と比べると、嘘のような静かさだった。とてもユニークな虫たちが誕生したので、2回目の色塗り、虫の名前つけが楽しみだ。


 今日は、いきなり先週の粘土制作の続きからスタート。太田君は旅行のためお休み。だからどいっち国と太田国の戦争は今日はなく、どいっち国も無事復興した。その後、お絵かき。

 これで、今学期の通常の教室はおしまい。後は夏休み教室を残すのみ。


 今日でまなちゃん(小4)の絵が仕上がる。クレヨンのスクラッチで、少しづつ根気よく描きつづけていた。味のある独特な画風の絵になった。(写真)そういえば、女の子の絵には動物が描かれることが多い。そして男の子の描く絵は魚がやたらと多い。何故だ・・・?

 自由制作タイムにこうし君(小1)とのぼる君(小1)は粘土でお寿司を作って、お寿司やさんごっこ。「おすし」と書かれた看板まで作る。


 先週、都合によりお休みした金クラスのあきひろ君(小5)今週も来れないかもしれないということで、今日やって来た。そのお付き合いで同じく金クラスのなお(小6)も参加。ちょうどいいので、やんちゃな水クラスの男の子たちを、引っ張ってもらおうと、ちょっと席をはずすとき、「君たち、班長さんね、みんなにちゃんと絵を描かせといてね。」と言っておいた。ところが、再び戻ったとき、なんだか教室内が騒がしい。なにかと思えば、水クラスで一番高学年のみなみちゃん(小5)も加わって、誰が真の班長か、争っていたとか・・。(笑)でも、まあ、二人のおかげで(?)今日はみんなとても真面目に絵を描いていた。

 終了後はしのぶ君のリクエストでスライムづくり。


 早々とやって来たひろや君。柱時計を作りたいと、画用紙を切ったり、曲げたりしながら、がんばっているので、しばらく黙って見守るが、どうしてもうまく立体的にならない。せっかくがんばっているのに失礼かなと思いながらも、段ボール箱を持ってきて、「これ使ってみる?」と聞くと、大喜びで、段ボール箱をかぶったり、はいたりしてから、柱時計を作り出す。後から来たなおと君も、同じくすぐに、段ボール工作を始める。他の子はみんな先週の絵の続きを描いてから自由制作。写真はさやかちゃん(小1)の絵画。大きくのびのびと描かれている。


今日で、今学期のブナンは終了。写真の起きあがりこぼしは、左からみさちゃん、まりなちゃん、あきほちゃん、こころちゃん、みつきちゃん、ゆきちゃん。
 空き箱工作も、まさこちゃんのかわいいお家や、はるかちゃんの携帯電話など、素敵な作品が生まれた。

 アトリエの金クラスは、もえちゃんとくみちゃんは、ビーズを使った粘土制作。
5、6年生の男の子達は、ベニヤ板にみんなで粘土の共同制作。中央に円形の共同の祭祀場があり、それを取り囲むようにそれぞれが陣地をとり、自分の国を思い思いに作っていた。ジェット機などがある近代的な国や、トーテムポールのような塔があるプリミティブな感じの国、いろんな国が共存して繁栄していった。ところが、突然、太田国と、どいっち国で戦争が勃発!原因は、太田国が、どいっち国へいきなり爆弾を投下したためだと言われているが、真相はあきらかではない。戦火は他国にも及び、始めは傍観を決め込んでいた他の国々も、平和同盟を結び、戦争反対に立ち上がるが、2国の争いはとどまるとこを知らず、ついに両国とも滅びてしまった。

 約1時間30分の間の広大な歴史ドラマでした。


 木クラスの女の子たちのブームはここのところドールハウス作り。みんなそれぞれ木切れで家を造り、テーブルや椅子、粘土のご馳走などを作っている。写真は、まだ制作途中だが、いおりちゃん(小2)の作品。あおいちゃんの家には、今日、赤いチェックの布でカーペットが敷かれた。まなちゃんの家は木切れを積み上げ、壁が高く積まれている。みんなで刺激しあって、どんどん素敵になっている。


 先週からビーダマ転がしの制作に取りかかっているしゅんたろう君(小4)。実は今回は、ビーダマ転がしではなく、ビービー弾転がしなんだそうだ。「ねえ、ビービー弾ある?」と聞かれたので「ない」と答えると、おもむろに外に出ていった。しばらくして戻ってきたしゅんたろう君は、なんと団子虫を捕まえて来た!!そして団子虫を丸くして、スロープを滑らせ、「団子虫転がし」にしてしまったのだ!

 そんなもんを作ったしゅんたろう君もすごいが、途中で団子から虫に戻って、スタスタと歩き出した団子虫もたいしたもんだ。


 今日は墨でお絵かきをした後、自由制作。しおりちゃん(年長)は、絵本を作ると、紙を張り合わせ、折り紙をペタペタ。なおと君(小1)は、折り紙で作った時計を画用紙に貼り、それにあわせて、テーブルや椅子、窓に暖炉と、室内の絵を描く。時計の回りにポチポチと丸く打った点の微妙な歪み具合が、実にいい味を出している。  その他、色粘土でバッチを作ったり、みんなそれぞれの制作に没頭するが、いつもアイディアいっぱいのみきちゃん(小4)ゆみちゃん(小1)の姉妹は今日もそれぞれ楽しい作品を作ってくれた。みきちゃんは、モール人形や折り紙の指人形を作り、ゆみちゃんは、折り紙でお寿司を作る。写真はみきちゃんの作った人形達。


 ブナンが来週の水曜日が終業式のため、今週は2週間分まとめて行うことになった。
その1、起きあがりこぼし作り。その2、空き箱工作。まず始めに、持ってきてもらった空き箱にそれぞれ色塗り。乾かしている間に起きあがりこぼしを作る。まず見本の起きあがりこぼしを見せて、「この人形、寝かせられる?」と聞くとみんな一生懸命チャレンジ。「ダメだ!おきちゃうよ!」「どうして?」と、興味しんしん。発砲スチロールの卵を出して、底に重りをつけてみせる。そして軽量タイプの色粘土を回りに付けて、好きな人形を作っていく。粘土を付けすぎて起きあがらなくなると、「太りすぎだ!」と、粘土をとったり、起きあがらなくても良い!と、いろんな飾りをゴテゴテつけたり、みんなそれぞれ。

 起きあがりこぼしが完成した頃、ちょうど色塗りをした空き箱が乾いた。トイレットペーパーの芯を4っつに切ってタイヤにして、車を作ったり、紙皿にモールの針をつけ、空き箱にくっつけて、柱時計を作ったり、かわいい作品が出来た。異色だったのは、茶筒を使ったしりゅう君の「ブタさんの蚊とり線香立て」


 台風が去って、夏らしい青空が広がり、気分はすっかり夏。「夏の絵が描きたい!」とリクエストもあって、「自分にとっての最高の夏休み」の絵を描いてもらった。自然の中で遊んでいる絵、プールサイドでくつろいでいる絵など、楽しそうだったり、のんびりしてたり、ドキドキするようなそれぞれの理想の夏休みの絵ができあがった。

 写真はNちゃんの絵。自然の中で解放感を味わい、やすらぎたいそうだ。Nちゃんは今年は受験を控え、現実は塾通いの夏になる予定。


 今日のブナンのちびっこ人形劇場づくりは、みんなとっても楽しそうだった。ななちゃんは、お人形さんに毛糸をグルグル巻いて、洋服まで作るし、洋服がチェンジできる着せ替え人形を作る子もいた。出来上がると、みんなの劇場をくっつけて、お友達のとこまで遊びに行って楽しく遊んだ。

 アトリエの方は、絵を描いた後、スーパーボール作り。洗濯糊に飽和食塩水を加えてかき回すと、どろっとしたものが出てくる。それを丸めて乾かすとスーパーボールのようなものができる。でも、丸め方を失敗すると、しわくちゃに。「脳味噌が出来ちゃった!」なんていいながら、みんなきれいなスーパーボールを作ろうと一生懸命だった。

 ところで、アイディアマン小山田君(小5)が、今日は新しい絵の描き方にチャレンジ。鉛筆を持っていきなり、画用紙の隣に、ゴロリと仰向けに寝そべったので、何をするのかと思えば、左手で自分の顔を触りながら、「おれって、どんな顔〜」とボーイソプラノで歌いながら、右手で自分の顔を描いていく。画用紙を見ながら描いていないので、ものすごく変な顔なんだけど、絵自体にもなんか面白い味わいがあるし、小山田君の格好と歌が面白くて、みんなで大爆笑だった。


  

 今日は水クラスのたかあき君、りょうたろう君のお友達が見学に来た。この間から描いていた絵は、今日で、いおりちゃん(小2)かおりちゃん(小2)の仲良しが二人揃って描き終わる。左がいおりちゃんの「匂いが漂う動物の島」、右がかおりちゃんの「動物たちの楽しい島」

 そういえば、この絵を描き終えると、かおりちゃんは明日は七夕だからと、短冊がたくさん飾られた笹の絵を描き、みんなの願いごとを聞いては、絵の中の短冊に書き込んでいった。「まんがかになれますように いおり」「えがもっとじょうずになれますように まな」なんて。教室終了後、短冊に書かれた願い事をひとつひとつ読んでいると、「やせて、スマートになれますように けんがくのおかあさん」なんてのまであって、一人笑ってしまった。


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