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CONTENTS

多少整備に自信があるひとはディーラーにお任せではなくて、自分で車検も取ってみましょう。


車検に必要な書類(継続検査)

No.書類入手先料金
1自動車検査証持ち込み
2継続検査申請書検査局で購入書類代金:40円
3軽自動車税納税証明書持ち込み
4自動車損害賠償責任保険証明書検査局で更新自賠責2年:24,180円
5点検整備記録簿事前に作成クルマに付属の整備手帳を利用して記入する
6軽自動車検査票検査局で入手検査手数料:1,400円
7自動車重量税納付書検査局で納税重量税:8,800円
-リサイクル券(預託証明書)検査局で支払い(2,940円)05/01以降最初の検査のみ支払い(それ以降は書類を添付すればOK)
2005.06.29 料金訂正合計 34,420円

※書類作成時に使用者の印鑑が必要となります。忘れずに持っていきましょう。
※2005年より車検証がA4版に変更されました。OCR処理により代書の必要なくきれいに印刷されてきます。


検査ライン全体図

第1検査 第2検査 第3検査

ここでは栃木県宇都宮市の軽自動車検査局にてユーザー車検を行った内容をレポートします。(検査ラインや内容については地域ごとに若干の差があります。ご注意ください。)
 ここの検査ライン(No.2)はA型検査機器と呼ばれるラインとマルチテスタ(4WD等の検査)の2種類が平行して設置されています。このレポートでは2WDの検査方法であるA型ラインについて説明します。
 検査ラインは3段階で行われます。第1検査ではサイドスリップ、ブレーキ、スピードメーターの検査。これが合格すれば第2検査へ。ライトと排ガスの検査を経て第3検査では検査官による確認が行われます。ここで問題なければ車検シールが発行されて完了となります。

検査ラインに入る前に
検査ラインの構成を把握してないと、どこでなんの検査をするのかわからなくてとまどうことになります。2年ごとにユーザー車検を受けるわたしも毎回とまどいます。検査ラインに入る前に、必ず他の検査を受けている状況を良く見てから入りましょう。今回は午前中に受けたのですが、わたしの前に検査を受けているひとがいなくて、あたふたしました。次回はこんなことがないようレポート作成に踏み切りました。【2003.07.16】


第1検査

1.サイドスリップ検査

shaken

ラインに入るところで、駆動形式の指定ボタンがあります。2WDのFFならば特に指定はいらないようです。リヤ駆動車の場合はここで説明する順番と変わりますのでご注意ください。
 最初の検査がサイドスリップです。白い検査台の上をゆっくり通過します。(通過するだけで判定がでるので、通過後はブレーキテスターの位置でクルマを停止させます。)ここではアライメントの一部であるトーイン、トーアウトの大きさを測定しています。第1、第2検査はほとんど自動的に検査が進みます。左図のような電光表示板に従って操作すればOKです。


2.ブレーキ検査(フロント)

shaken

サイドスリップで○が表示されれば、次はフロントのブレーキ検査です。サイドスリップの次の検査台がブレーキ検査装置です。(その次がスピードメーター検査ですがよく似ていてブレーキを通り過ぎてしまい、やり直させてもらいました。)
 フロントタイヤが検査台に乗ると、自動的にローラーがあたりタイヤが回り始めます。表示板の指示に従って「ふむ」というランプが点灯したらグイっと踏みます。OKが出るとローラーが下りて「前に進む」表示が出ます。


3.スピードメーター検査

shaken

次はスピードメータ検査です。(リヤ駆動の場合はリヤブレーキ検査が先になります。)検査台にタイヤが乗るとローラーがあたります。「40km/hでボタンを押す」という表示が出たら車速を上げます。シフトアップして3速で40km/hに維持。そしてボタンを押します。○マークが光ればOK。ブレーキを踏んで「前に進む」マークが光れば前進します。次はリヤブレーキ検査です。


4.ブレーキ検査(リヤ)

shaken

FFの場合は検査台の順序からこういう順番になります。フロントブレーキ同様に表示板に従ってブレーキを踏みます。OKがでるとパーキングブレーキの操作を同様に行います。○マークが光ればOK。「前に進む」マークが光れば前進します。次は第2検査に進みます。


第2検査

shaken

前進して、ヘッドライト光軸検査と排ガスの検査を行います。ここではクルマの方向を精度よくまっすぐにしてライトの光軸を自動的に測定します。そのため2本のレール状の部分のタイヤを合わせて進みます。ハイビームでライトを点灯したら、排ガス検査の準備です。
 検査プローブをマフラーにつっこむだけです。あとは検査結果を待つだけ。○マークが点灯したら検査用紙を指定の機械に挿入します。ここまでの検査結果が記録されます。次はリフトアップして下回りの検査です。

07年のリーザ車検経験から追記:排ガス規制によって検査基準が異なります。検査する前に該当のボタンを押してから検査をする必要があります。今回それに気づかずHCがNGとなりました。検査官が教えてくれて、平成10年排ガス規制以前のクルマはNo.4のボタンを押す必要があり、その結果OKとなりました。【2007.06.22】


第3検査

shaken

リフト台にクルマを乗せ、検査官が車台番号の確認、ライト類の点灯確認、クラクション、ワイパーの確認を行います。検査台数が多いときは検査ラインに入る前に行いますが、今回は検査台数が少なかったため、第3検査にて行われました。以前、ヘッドライトの色で不合格になった経験があります。検査官はライトに白い紙をあてて光の色を確認します。単色であることが条件です。イオンビーム等の黄色と青が混ざった光は不合格となります。
 その後エンジンを停止してリフトアップし、検査官の指示に従って足廻りの検査を行います。ハンマーでコツコツたたきながら足廻り部品のゆるみ、ガタ、へたり等を確認します。またステアリングを左右いっぱいに転舵して、遊びを確認します。問題なければ車検合格です。車検ステッカーをもらって出口へ。書類の手続きを含めても30分程度で終了しました。


検査結果が×の場合は?

第1検査または第2検査結果が×のときは?

操作ミスで×が表示される場合もあります。前後に被検査車がいなければちょっと戻って検査を受けさせてくれました。操作ミスではなく、クルマの問題として×になった場合は近くの予備車検場で整備が必要となります。一通りの検査を終えたあとに整備を行います。サイドスリップやヘッドライトの光軸調整などは予備検査場で調整できますので、調整後に再度検査ラインに入ります。このとき必要な検査のボタンを押します。(そうしないとすべてまた検査することになる)
 基本的に当日再検査を受ける場合は検査料金は発生しません。ユーザー車検を受けるなら午前中の予約がお勧めです。

第3検査で指摘を受けた場合は?

検査ラインの設備を必要としない部分では必要な部分を修正して、検査官にその場で確認してもらうとOKとなります。再度検査ラインに入る必要はありません。


わたしが経験した検査不合格例

1.ヘッドライトの色

イオンビームと呼ばれる黄色と青が混ざったバルブがダメでした。これはうっかりしていてノーマルバルブは家にあったので、わざわざ家に取りに帰って再検査を受けました。

2.フォグランプが片側つかなかった

これもかなりのうっかりもの。リーザのフォグが片側切れているのに気づかず、不合格。そこでその場でフォグランプを外してOKをもらいました。付いていない仕様とすれば検査としてはOKとなります。やはり事前の確認が重要です。

3.「最大積載量200kg」というステッカーがなかった

軽貨物自動車の場合は最大積載量の表示が必要なんですが、リーザのオールペン後にそれをはがしていたので指摘されました。これはガムテープに手書きで「最大積載量200kg」と記載してOKとなりました。

2005/06のユーザー車検では一時的な対応ではダメと厳しくなったと聞いていたので自作ステッカー「最大積載量200kg」をリヤゲートに貼って対応しました。【2005.06.29】

4.スタビライザーのブッシュにガタ

下回り検査の結果、リーザのスタビブッシュがへたっていたようで、交換の指示を受けました。これはその場で解決できないので、後日ダイハツで交換してもらいました。この場合は再度検査料を払い、再検査を受けて合格となりました。

5.サイドスリップ検査不合格

shaken

トゥデイをローダウンした後に検査を受けたときにサイドスリップで不合格となりました。予備検査でトーの調整をしてもらいましたが、ローダウンによりトーアウトに変化したためのようでした。当時タイヤの内側が偏摩耗したいたのもこの影響かも。車検の検査ラインでは○×の判定しか出ませんが、予備検査場では図のようなメータ表示があります。フロントタイヤを回転させるとメータの針が振れます。トーアウトであれば図のように内側に検査台が動きます。トーインであれば逆に外側に。この振れ幅が±5以内であれば合格です。(10m通過したときに移動幅が5cm以内という意味らしいです。)規定外の値の場合は規定内になるようタイロッドの長さを調整します。その結果検査結果OKとなりました。

6.リヤブレーキ検査不合格(No.2検査ライン)

2005/06のユーザー車検にて、リーザのリヤブレーキが×となりました。パーキングブレーキはOK。2度トライしてもダメ。そこで予備検査場でリヤのドラムブレーキを調整してもらいました。予備検査場のテスターで問題ないことを確認し、再度トライ。それでも×。で、検査官からNo.1ラインで確認するように言われ、4度目のトライでOKとなりました。今回の原因はよくわかりませんでした。【2005.06.29】

7.ヘッドライト検査不合格

shaken

2007年のリーザの車検に行って来ました。あいにくの雨。検査ラインはけっこう混んでいました。前回の原因不明のブレーキNGの件があったので今回はNo.1(マルチテスタ)ラインで検査開始。実はすべての検査をNo.1でやるのは初めて。No.2と異なるのは上記説明の2,3,4とヘッドライトテスタがすべておなじ場所で検査が完了します。今回も一発合格とはいかず、ヘッドライト検査が不合格となってしまいました。

shaken shaken

予備検査場でヘッドライトテスターにかけると光量不足。前回から全く変わってないんですが、H4バルブに抱き合わせていたLEDスモールランプが原因とのこと。それによってレンズが曇っていたことも原因。後付スモールを外し、エアガンで曇りを取って再度トライした結果OKとなりました。

右の写真が予備検査場のヘッドライトテスターです。左から光量、上下光軸、左右光軸のメータがあり、下側には照射領域が表示されています。今回は左の光量が不足しており黄色い領域に針が指してました。スモールを外すとグリーンの領域に大きくアップ。光軸も調整してもらいました。【2007.06.22】


参考:改造車検(構造変更)

1995年にリーザで改造車検を取得し、現在の形式は「L100V改」となっています。内容は足廻り変更による車高ダウンの記載事項変更です。当時は記載事項が変わる場合は構造変更が必要でした。現在は規制緩和により最低地上高90mm以上あれば問題ないという基準になっており、構造変更の必要がありません。詳細はこちらへ