雑記帳

もえちゃんが描いたくみちゃん


 今日は粘土の動物の続きをするが、気候のせいか、粘土がまだ完全に乾いていないのもあり、色塗には入れなかった。そこで今日は、はがき絵を描いたり、アトリエかるたを書いたりした。ゆうちゃんのはがき絵は、みんなを野菜や果物にたとえたもの。例えば「みなみちゃんりんご」「たまちゃんねぎ」「こう君ごぼう」など、そして「有泉先生あけび」・・・???どうして?どうして?どのへんがあけびっぽい?


    

 今日のブナンは、先週色塗りをした段ボールを、切ったり貼ったりして、好きなものを作った。左はしんちゃん(年中)の「迷路」右はまなぶ君(年中)の「かっこいい人間」
 しんちゃんが、「僕は迷路を作ろう。」と作り出すと、隣にいたまなぶ君、「迷路を通る人間がいなくちゃダメだよ。よし!オレが作ってやる。」と作り出した。段ボールが固くて思うように切れず、切るところはお手伝いしてあげたけど、「お母さん、早く来ないかな。これ見たら、きっとびっくりするね。」と、本人も満足のいく出来だったよう。ところで、この二つの作品は同じ位の大きさ。「大きすぎて、迷路は通れないね。」としんちゃん。


 さすがに高学年が集まっているこのクラスは、新聞紙の芯だけでも迫力のあるすごい動物が出来た。どれも、あんまり大きいので、紙粘土をつけるのは、ちょっと無理そう。このままペンキでペイントするとか、他の方法を考えようと思う。
ところで、昨日はウサギとヒヨコマニアのまなちゃんの話を書いたが、金クラスにはペンギンマニアの太田君がいる。なにしろ去年のアトリエかるたに「太田君、ペンギン一筋一万年」と書かれてしまった程、ペンギンにこだわっている。なんと太田君のペンギンには定着したファンまでいて、作品展の感想ノートには「今年も太田君のペンギン、相変わらず素敵です。」などと書かれていたりする。そして、案の定、太田君は今日もせっせとペンギンを作っていた。


    

 いつも、子供のクラスばかり紹介しているので、今日は木曜一般クラスの作品の紹介。二つとも今日仕上がったばかりのほかほかの作品。左が土肥さんの10号のアクリル画、右が教室を手伝ってくれてる小山田さんの粘土作品。一般クラスも、子供のクラスと同じように自由制作中心だから、絵を描く人、粘土を作る人と様々だ。大人の人を教えるのは、ちょっと技術的に自信がなかったりするから、「一般クラスに入るには、かなり厳しい審査を行い、ある一定のレベル以下と認められた場合に限ります」と、日頃言っているのだが、みんな「図工は大の苦手でした」とか「絵は描いたことがありません」などと、人を油断させておいて、超すばらしい作品を作ってしまうのだ。大嘘つきーー!!

 さて、子供の木クラスは、先週お休みしたまなちゃんに、動物を作るように言うと、「じゃあ、うさぎ!」と即答。「えー!またうさぎ。」と思わず意義を申し立てれば、「じゃあ、ひよこ!」と言うが、ひよこもいつものパターンである。「それじゃあ、卵!卵!卵!」って、卵って動物かい?結局まなちゃんはウサギを作ることになった。もうこうなったら、キミはうさぎとひよこのスペシャリストになりなさい。


 脱線NO1のななちゃんは、今日はポスターカラーの色作りに熱中してしまったらしく、気がついたときには、共同制作用の大きなポスターカラーの白のチューブが空になっていた。ななちゃんのパレット代わりの卵パックには、ポスターカラーがてんこもりに!!目を離した私が悪いとはいえ、あまりにショックで、「ななちゃん、こんなに一杯出しても、無駄になっちゃうだけでしょう。」と、ネチネチと言えば、「うん、うん、ごめんなさい。」とうなずくななちゃん。しかたがないので「無駄にしないように、たくさん塗ってね」といえば、さすがに、一生懸命塗り始めた。そして、帰りがけにななちゃんの塗った段ボールを見て、「きれいな色だね。」と声をかけたら、「でしょ?ななが作ったんだよ。ホットケーキの色でしょ。」と、屈託のない天真爛漫の笑顔。思わずつられてこちらもにっこり「うん、本当にきれい。」隣で、アシスタントの齋藤さんが思わず大笑い。いやはや、ななさんにはかないませんって。

 アトリエの水クラスは、先週の動物をみんなで、協力して作った。作品が大きくなった子は、芯の回りに粘土をつけるのも一仕事。そこで手の空いてる子が、終わってない子に、粘土を薄くのばして、くっつけやすいようにして、渡してあげたりと、お手伝いをしてくれていた。ところが、手伝ってもらっている当の本人のりょうたろうは、空き瓶に粘土と水を入れ、どろどろにして遊んでいたりする・・・。


 たまみ先生が来年の個展にむけて、創作活動に力を入れたいということで、今日からたまみ先生にかわり火曜クラスも小山田さんにお手伝いをお願いする事になった。なおと君はお得意のクレヨンしんちゃんの物真似で自己紹介。きっと、しっかり覚えてもらえたことでしょう。

 さて、今日は先週の粘土の動物の続きの制作だったが、あまりに長いので置き場がなく、机の上に置いておいた水曜クラスのしゅんたろう君のヘビを見て、ひろや君(小1)が「このヘビは水曜クラスのかたが、作ったんですか?」と聞くので思わず吹き出してしまった。りゅうじ君といい、ひろや君といい、何故かこのクラスの子は言葉づかいが大変よろしくていらっしゃる。
 粘土制作の後、女の子たちはポストカードを描いた。みきちゃんとめぐちゃんのクリスマスカードは、ファンタスティックで、とてもきれいなカードだった。


 今日のブナンは段ボールアートの1日目。今日は段ボールにそれぞれ好きなように色を塗ってもらった。まず切り分けて来た段ボールをどさっと教室の中央に置くと、それだけで、子供達はおおはしゃぎ。床の上に並べてみたり、立体的に組み立ててみたり、小さな切れ端をフリスビーみたいに、放り投げてみたり。しかたがないので、しばらく好きに遊ばせてから、色塗りに入ったが、いろんな色に塗りわけ、後から、絵の具をはじいたり垂らしたり、色塗も楽しそうだった。
 ところで終了間際、まなぶ君がつまづいて、水入れの水をこぼしてしまった。こぼれた水は、近くで色を塗っていたまさのり君とたくろう君の段ボールに直撃。すると、この二人、文句をいうどころか大喜びで、段ボールに水をしみ込ませ、フニャフニャにすることに熱中。お母さんが迎えに来ても、水をしみ込ませた段ボールをペタペタたたいたり、ローラーでコロコロしたりと、夢中だった。小さな探究家たち、今日は何を発見したのかな。


 今日もみんなに動物を作って欲しいと言うと「恐竜を作る。」と、いっき君。ペットボトルを見せて、芯にするように勧めると、新聞紙で芯を作ると言う。恐竜の形は複雑だから、新聞紙で芯を作るのは2年生には難しいと思うと伝えるが、どうしても譲らない。それならやらせてみようと、簡単に作り方を説明して、後は放っておいたが、気がつけばとてもリアルでしっかりとした、新聞紙の恐竜が出来ていた。やらせてもみないうちに、出来ないなんて決めつけてはいけませんねーー。(しみじみ)結局いっき君は芯作りだけで、今日は終わってしまったが、とにかく真剣そのものに熱中してた。

 同じく2年生のいおりちゃん、こちらは発砲スチロールをスチロールカッターで切り取り、鳥を作る。鳥の体と翼を別々に作り、割り箸を刺してつなぎ合わせた。そして「蝶々みたいな鳥にしたいの。」と、粘土で可愛らしい飾りをつけながら、楽しそうに作っていた。


 今日はしゅんたろう君(小4)のへびがなんといっても圧巻だった。針金に新聞紙を巻き付けていき、そこに粘土を付けていった。体長が1メートル以上ある凄い大作。しゅんたろう君は粘土の表面を水を付けた指先で、平らにのばしていきながら、「前に一度へびに触ったことがあるんだけど、同じ感触だ。大きさも本物みたいだし、本物のへびみたいだ。」と、大満足。
 一方、みんなが動物を作ってる中、一人全く興味を示さず、武器づくりをしていたのはこう君。いくら「動物を作ろうよ」と言っても、「好きなものを作ればいいんだろう。」と、長い棒をギコギコきっては、なんかぬんちゃくみたいなものを作っていた。普段が自由制作中心なだけに、作品展前に、こちらで決めたテーマにそって作ってもらおうとすると、毎年なかなか大変なのだ。でも、帰りがけに「なんの動物を作るか来週までに考えといてね。」と言うと、素直に「分かった」と答えてくれた。


     

 金曜の振り替えで、今日もブナンがあった。今日のおもちゃの国も、とても楽しいものが出来る。いつも手早いななみちゃん(年長)は、今日も他の子よりも、一歩リードしたスピードで作っていた。ななみちゃんが、針金を使ってブランコを作り、犬の玩具を乗せると(写真左)女の子たちの間で、ブランコブームが起きて、みんなしてブランコを作っていた。てんま君(年長)は、ポケモンの人形をたくさん使いポケモンランド(?)を作った。(写真右)女の子と男の子比べてみると、作風が全然違っていておもしろい。
 ところで、ななみちゃんと対称的に、のんびりマイペースのななちゃんとこころちゃん。みんなが帰ってしまった後も、二人でのんびりと作っていた。「二人きりになっちゃったね、こころちゃん。」「でも、ななちゃんよりは出来てるよ。」とこころちゃん。そう、ななちゃんは先週から「なな、海を作るの」とはりきっていたのだが、脱線NO1のななちゃんは、貝殻に見とれていたり、ボンドをこねていたり、いろんなことに熱中しすぎて、気がつけば今だ台の上には、粘土がちょっとと貝殻一つが貼ってあるだけだったのだ!

 アトリエの金クラスは作品展に向けて粘土で動物を作った。象に猿にチーター、いろんな動物が形をとってくると、ちょっと迫力。なかでもさやかちゃん(小1)のキリンは大きくて、堂々としていた。りゅうじ君(年中)は相変わらず年に似合わず大人びた口調で、「私は鳥でも作りましょうか。」と言ってから、年相応のペンギンみたいなかわいい鳥を作る。


    

 今日のブナンは先週の「おもちゃの国」の続き。絵の具で色を塗ったり、ビー玉やモールで飾りつけをした。まりなちゃん(年長)は針金でアーチを作り、そこにピンクのリボンを飾り付けた。(写真左) 
 しりゅう君(年中)は動物の玩具を使いアフリカのジャングルを作っていたが、地面を塗る時「地面は灰色」とグレーで塗る。(写真右)さすがに現代っ子、アスファルトの色が地面の色なんだね。
 まなぶ君はビー玉をたくさんおいて、木の板に「ひかりのくに」と書かれた看板を作った。ビー玉がキラキラと輝いて本当に「ひかりのくに」って感じ。他のみんなも、それぞれとても楽しい作品を作っていた。今日は全員のを紹介したいようだけど、長くなるのでこの辺にしとこう。


 今日のブナンはみんな貝殻を金や銀のスプレーで金ぴかにすることにみんな熱中。「きれいだねー。」とうっとりとみとれていた。今月から入ったばかりの年少のじゅんなちゃんは、かわいいキャラクターの人形をたくさん台の上に並べていたが、ひとつひとつに、金色に染めた貝殻をかぶせていった。まるで「かさこ地蔵」みたいで、ユーモラスな感じだった。

 アトリエの金クラスは、今日は斉藤君とどいっちのはがき絵が、独特で良かった。斉藤君は、ものすごく個性的な画風の持ち主で、猫とか描いても、あんまり猫には見えないんだけど、ユニークでなんだか惹かれるものがある。斉藤エッセンスが加わると、すべてのものが、ほのぼのとしたユーモアの世界に変わってしまう。一方、対称的に写実画が得意などいっちは、金クラスのみんなの似顔絵を次々に描いていったが、墨で葉書におさまらない位大きく描いていき、迫力があってすごかった。


 こうし君は、段ボール箱やらプリンカップやらいろんなものを持ってきて、それを使って、マラカスとか電車とかを、楽しそうに作っていた。そして出来上がった段ボールの電車をすっぽりとかぶり、電車ごっこも楽しんだ。
かおりちゃんは、明後日がおかあさんのお誕生日だと、お母さんにプレゼントする絵を描いたり、粘土を作ったりする。そして、「これ、今日あげたいな。でも、お誕生日に渡した方がいいよね。だけど今日渡したいな。がまんできるかな。」と、悩んでいた。どっちに渡してもお母さんは大喜びだと思うよ。

 ところで、このクラスは、ここのところプラ板で作るキーホルダーが大流行。ゆうすけ君やじゅんちゃんは、友達から注文まで受けてきていて、たくさん作って帰っていった。 


        

 

 今日は、作品展(1/17、18)に、たくさんの人が見に来てくれるように、招き猫を粘土で作った。5年生のみなみちゃんがみんなの分も座ぶとんを縫ってくれたので、その上に乗せたらすごく愛らしい。写真中央がゆうや君(小4)の招き猫、前の二つはみなちゃん作。これで、作品展は、大盛況まちがいなし!(ホントか?)

 それと、今日はたけちゃんの墨絵が冴えてたなあ。本人曰く「ぞうさん」なんだそうだが、すごく斬新で、まるでピカソの絵みたかった。うーん、やっぱりこっちの画像も入れちゃおう。というわけで、写真右がたけちゃんの絵です。


 今日も、はがき絵からスタート。お習字をしたことがない低学年の子には、筆の使い方を説明して、太い線、細い線を描く練習などをしてもらった。年中のとも君は、驚くほど上手に、太い線、細い線を描き分けていた。(さすがに、自称天才あきひろ君の弟だ)それを見て、1年生のひろや君「ぼくもやらせて、もっと細い線を描いてみせるから。」とやってきたが、いざやってみると、とも君よりちょっと太め。それでその後は、どっちが丸を○く描けるか競争。二人とも、ゆっくりと真剣に丸を描き、どちらの画用紙も、丸で一杯になったが、卵みたいだったり、おにぎりみたいだったり、どれも微妙に歪んでいて、勝負は引き分け。でもその歪み具合が、いい味になっていてなんだかおもしろい。眺めていると、いろんなモノに見えてくる。「これ、ひよこみたいだから、ひよこにしちやおうか?」「これは、雪だるま」「風船」「カレーパンマン」そんなことを言い合いながら、描き足していくうち、とても楽しい絵が出来上がった。

 女の子たちは、ゆみちゃんのリクエストで、万華鏡作り。モールや、折り紙を切ったり、ビーズを入れたり、それぞれ好きなものを、組み立てた万華鏡の中に入れ、回りにも絵を描いたり、粘土を貼ったり思い思いに万華鏡を作り、覗いてみると、その美しさにみんな大感動。「見て、見て、パレードみたいよ!」「ほら、いろんな色が、いっぺんに見える。」と、あちらこちらで大歓声だった。


 今日のブナンはガチャポンや、お菓子のおまけなど、知らない内にたまっていく小さな玩具を使い、「おもちゃの国」をつくった。一人一人にA4位の大きさの板を配り、その上に好きなように玩具の国を作ってもらった。自動車の玩具を使って、道や駐車場を作る子もいれば、鴨の玩具から、池を作り始める子、動物の玩具をつかって、サファリパークを作る子と、いろんな展開が見られた。
 いつもにもまして、子供達は夢中だった。お迎えに来たお母さんを待たして、「まだ、もうちょっと。」と、改造を続ける。そして「これ、いつ持って帰れるの?」と、お名残り惜しそうに帰って行った。


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