雑記帳

まりなちゃん(小1)のカード絵


 今日のブナンは久々の粘土。前半はそれぞれ好きなものを、好きに作った。なっち(年中)は袋から出した四角い紙粘土を、粘土ベラで四角く切って、「マーボー豆腐を作ってるの。」と、なんともかわいらしい。年長さんは、さすがに粘土の扱いもうまく、ひいちゃん(年長)はロボット型の冷蔵庫なんてすごいものを作った。
そして、みんなで作った粘土で、「遊びましょ」なんて、ごっこ遊びをするのはとても楽しかった。作る事の楽しさの原点って、こういうとこにあるんだと思う。それから、出来上がったそれぞれの作品を、板の上に乗せて、思い思いにビー玉やビーズ、針金なんかで飾れば、鑑賞にも耐える立派な作品が出来上がった。

 アトリエの方は、くみちゃんともえちゃんは別室で、大きな紙に大きなお絵描き。残りは自由画の続き。ところで、幼稚園の頃からアトリエに来ていて、センス抜群で、数多くの名作を生み出してきたあきひろ君(小6)が7月いっぱいでやめることになった。「先生、これが僕の最後の絵になるから・・・。」ここのところあきひろ君は、毎回そういって絵を描き始める。そして翌週には、「先週の絵は駄目だ。描き直す。」そう言って、「先生、これが僕の最後の絵になるから・・・。」と、また同じ台詞を言いながら新しい絵を描き始めるのだ。そんなことをもう何週も繰り返している。
はてさて、あきひろ君の最後の絵はどんな絵になるのやら・・・。


 今日は自由画からスタートしたが、たかゆき君(小3)は画用紙一杯にお菓子のケースを描き、その中に小さな丸をぎっしり描いた。「これはメロン味の飴、これはミルク味の、これはコーラ味。」そんなことを言いながら、それぞれの飴が入ったケースに「メロン味」とか書きこんでいった。一枚目を描き終えたたかゆき君、「今度のは、すごいよ。まずい味の飴ばっかり。これは苦いクスリ味。これはからし味。」二枚目には、まずそうな飴ばかりを一杯描いた。そして「先生どれ食べる?」とうれしそうに聞いてくる。からし味を食べて、「わー、辛い!」と顔をしかめてみせると、大喜び。二人で絵に描かれたいろんな味の飴を食べまくった。「そんなに食べると、太るよ。」とまなちゃん。
 すっかり飴屋さんになってしまったたかゆき君、うれしそうに三枚目を描き始めた。そして「先生食べて。」と勧めてくれるのだが、見れば聞いた事もないような変な名前の飴ばかり、どうやらたかゆき君が、自分で勝手に言葉を作って、その後ろに「あじ」の文字を加えたよう。そして「これ食べてみて。」と勧めては、目をキラキラさせて「どんな味?」と聞いてくるのだ。そういわれても・・・、どんな味だ・・・?と困ってしまった有泉先生だった。子供と付き合うには、想像力がうんと豊かでないと、苦しいものがある。たかゆき君はうれしそうに、「お母さんにも食べさせよう。」と絵を持ち帰っていった。・・・お母さん、ご苦労様です・・・。


 水クラスには女の子みたいな男の子のゆうちゃん(小5)と男の子みたいな女の子のあずちゃん(小4)がいる。自由制作時間に、かずや君(小4)がサイダーの蓋を金槌でペタンコに潰して、釘で板に打ち付けていた。するとゆうちゃん、金槌の音に耳を押さえて、「うるさいよー!もう少し静かにしてよ。」と苦情を述べた。「そうか?うるさくないぞ。オレは全然気にならないよ。」とあずちゃん。そのうちかずや君、ふざけて金槌でぬいぐるみの頭を打ち出した。「かわいそー!やめてよ、よくそんなことができるね。信じられなーい。」とゆうちゃん。そんなゆうちゃんをからかうように、「オレもできるよ。」とあずちゃん。
 今日は女の子たちは、集まってカラー粘土でケーキやらミニチュアのかわいらしいものを作っていた。それを見て「かわいいー!どうしてこんなにかわいく作れるの?」と感動しまくるゆうちゃん。一方粘土がしたいと言うので、そこに混じって、一緒に作るように言うと、「えー!いやだー!女ばっかじゃないか。」と叫ぶあずちゃん。

 そんな二人はとっても仲良しで、いつも誘い合わせて、二人一緒にアトリエにやって来るのだ。


 前回染めた和紙を使って、今日は貼り絵をした。ブナンでやった時は抽象的な作品ばかりだったが、小学生は和紙を何枚か組み合わせ、紫陽花をつくったりと、何かに見立てて貼り絵をしていった。しおりちゃん(小1)の浴衣が干してある作品は、和紙の質感が浴衣にぴったりで、とてもかわいらしかった。とも君(年長)もお兄さん、お姉さんの作品に触発されて、和紙を丸めて、手足をつけ、立体的なすばらしい虫を作っていた。

 自由制作では、今日もいろんな面白い作品が生まれたが、めぐちゃん(小2)は前回作っていた紙芝居を仕上げて、紙芝居台まで作っていた。みきちゃん(小5)は「なんか面白いものないかな、材料をみているとアイデアが湧いてくるんだ。」と教室の隅に山のように積まれた教材の袋をがさごそ漁っていたが、発砲トレーと綿や布、モールなどを組み合わせ、かわいらしいドールハウスのようなものを作りだした。みきちゃんのアイデアはつきることがないようだ。


 今日のブナンは卵の殻に絵の具で彩色し、それをボンドを塗った画用紙の上に乗せ、潰したり壊したりそのまま貼ったりする卵の殻アートをした。そして、そのままの卵の殻をカメの甲羅に見立たり、つぶして貼った形をワニの形に見立てたりして、後からクレヨンや絵の具で、たりない部分を描き足した。詳しい様子は斉藤先生が掲示板に書いてくれたので、そちらをどうぞ。

 アトリエの方は、もえちゃんのリクエストで、もえちゃんとくみちゃんは珠実先生と公園へ写生に。他の子は自由画。
おや君(小6)はいつも独自のカードゲームを作って、金曜クラスで流行らせるのだが、今回作っているのは、アトリエのメンバーが登場するカードゲーム。「どいっち 攻撃力○○ 守備力○○」っていうようなカードゲームで、すごく楽しそう。


 今日は、今までコツコツ描いてきたクレヨンのスクラッチの絵をほとんどの子が仕上げた。写真はこうし君(小2)の「カメの行列」 こうし君はカメを飼っていて、段ボールでカメの遊び場を作ったり、カメシリーズの作品を作り続けていたが、ある日、教室に来るなり、「カメ死んじゃった・・・」とぽつりとつぶやいた。それでも、相変わらずこうし君はカメを描きつづける。本当にカメが好きだったんだなと思う。この絵みたいに、こうし君のカメも、天国の池でたくさんのお友達と一緒に泳いでいるに違いない。

 自由制作では、男の子たちが壊れたおもちゃにスプレーでペイントしたり、粘土を使って、くっ付け合わせたりして、ロボットみたいなおもしろいのをつくっていた。


 今日の自由制作は、素敵な作品がいっぱい。みんなそれぞれ個性的なアイデア溢れる作品をつくっていた。たとえばかずや君(小4)は古くなったミニ四駆のタイヤを利用して、木工の車作り、こう君(小4)も木工の作品をつくるが、こちらは折り紙やら、ブロックやらタイヤやらを、板の上に釘で打ち付けた前衛的な作品。またゆうちゃん(小5)はカラー粘土で紫陽花を作り、それをはプラスチックの小さな容器にくっつけたのを幾つも幾つも作り、板の上に乗せて、かわいい小物入れセットを作った。

 写真はみゆきちゃん(小6)のお弁当。みゆきちゃんは自由制作時間に、少しづつお弁当の中身を作って行き、先週はお弁当箱を作り、そして今日、お弁当箱に色塗りをしてかわいらしいお花の模様も描き、ついに完成させたのだ。さすが6年生!大きさもちょうど本物のお弁当位で、本当に食べたくなっちゃう。


 ブナンでやった染め紙遊びが楽しかったので、火曜クラスの園児たちにもやらせてあげたくて、今日はまず和紙染めからスタート。小学生もみんな喜んでやっていたが、ゆみちゃんは、後から丸めて水につけて滲ませてしまうというのに、ものすごく丁寧に、教室の間中、ほとんどずっと、1枚の和紙に絵を描いていた。結局あんまりきれいにかけたので、それは水につけず、そのままにしておくことになった。

 自由制作では女の子たちは紙芝居作り、男の子たちは発砲トレーで飛行機作りをする子が多かったが、こうへい君(年中)は外に出て、クローバーやヘビ苺など、葉っぱや木の実を摘んできては、画用紙に貼り付け、季節感溢れる作品を作った。


 

 今日のブナンは先週染めた和紙を使っての貼り絵。まず最初に紙ヒモに絵の具で着色。意外な程みんな熱中して、いつもにぎやかなこのクラスが、一瞬シーンと静まりかえった程。いろんな色に染め上がった紙ヒモを見て「線香花火みたい」「きれい」とみんなうっとり。そのヒモで和紙をリボンやキャンディーみたいな格好に結わいたり、和紙にぐるぐる巻き付けたり、そのまま貼ったりと利用して貼り絵をした。和紙もちぎったり、丸めたり、折ったりと自由に貼り付け、とても楽しい作品が出来た。写真はまゆちゃん(年少)の作品。

 アトリエの方は、まず「いつ、どこで」をした。このクラスは文章作り自体におおうけで、何度もやらされてしまった。「そろそろ、絵を描こうよ。」と言うと、「だめだよ。雨の日は部屋の中で、いつどこゲームって決まってんだよ。」と斉藤君。でもいざ絵を描き始めると、「こういう絵だったら、絵を描くのも楽しいよね。」とみんなノリノリだった。
 その後は、目隠しをして粘土制作をした。これは日頃、私たちは視覚に頼りがちだが、視覚が閉ざされた世界を経験してもらい、いつもは、サポート的な存在である触覚に主役になってもらって、制作をしようという試みである。実際に私もやってみたが、驚く程、いろんな発見があるものである。いろいろな方法があるが、今回は目隠しをしてもらい、手渡したものを触覚で確かめ、同じ形を作ってもらった。
 ところで、話しはちょっとそれるが、以前、やはり造形教室をしている友人が、同じようなことをした時「形だけでなく、子供って色まで分かるみたいよ。」と言っていたのを思い出し、ためしに青いマジックと赤いマジックを手渡し、「どっちが赤だ。」と聞いてみた。驚いたことに全員があててしまった。偶然かもしれないけど、もしかして子供ってみんな超能力者?


 昨日の「いつ、どこで」が面白かったので、自由制作時間に今日もやろうと思ったが、このクラスはあまり興味を持たず、みんな自分の好きな制作をしていた。男の子たちは、相変わらず段ボール工作、女の子もビーズでアクセサリーを作ったり、粘土制作をしたりと、それぞれの制作をしていた。


 今日は、文章作り遊びの「いつ、どこで」をして、出来た文章を絵に表した。「いつ、どこで」は皆さん御存じとは思うが、「いつ、どこで、だれが、どうした」の順で、他の子の書いた後を続けて行く、という遊び。他の子が書いたとこは見てはいけないので、出来上がった文は奇想天外だったり、シュールだったりする。

「宇宙の火星でおしゃれなペンギンがお絵描きをした」とか「地球最後の日、サルの口の中でカバが屁をした」なんて文をもとに絵を描くのは、子供達の想像力を刺激するらしく、みんな大喜び。夢中になって描いていた。写真はあずちゃん(小4)の「1万年前、島でドラゴンがカメレオンを生け捕りにした」


 今日は並木小で、私の恩師の加藤先生の講演会があった。ので、教室は他の日に振り替えて、今日は助手として講演会に参加。とても面白く、有意義なお話だったので、簡単に御紹介。今日のテーマは「子供の長所」
子供は、どの子もみんなすばらしい存在なのに、自分の子の長所は見えにくいもの。
 なぜ見えにくいのかというと、自分の子は自分自身とかぶせて見てしまうから。だからまず、自分自身を認めて、愛すること。親が自分をOKだと思う気持ちは、子供にも伝わり、子供も自分がOKであることを知る。そして子供のあるがままを認め、ほめてあげることにより、子供は人生のすべてを渡っていける自信を持つことができる。自信は親の愛によって裏打ちされるのだ。
というようなお話の後、自分の子供たちの絵を見ながら、「優しい、素直、繊細、清らか、楽しい、強い、エネルギッシュ、自由」など、その長所を絵の特徴から見付けていく、というワークをした。1時間というとても短い時間だったが、和気あいあいとしたとても楽しい時間だった。

 最後に、今日の講演会で、私が一番印象に残った加藤先生の言葉を紹介したい。
「あなた方のお子さんはとても大きな存在ですよ。でも、お母さんが小さな枠組でお子さんを見ると、お子さんも小さくなってしまいますよ。」


 今日のブナンは、絵の具を使って和紙を染める、染め紙遊び。最初にまず折染め。小さく三角や四角に折った紙に絵の具をしみ込ませていった。と言えば簡単だが、相手はなにしろ元気なブナンの園児達。染めに入る前に、絵の具を混ぜ合わせちゃう子が出ることを予想して、斉藤先生と事前に、さんざ対策を話し合っていたにもかかわらず、案の定「さあ、染めましょう。」と言う時には茶色一色の絵の具が、目の前に置いてある子がチラホラ。あわてて、赤や青の原色の絵の具を補充して回ったのだが、染めてみれば、茶色の中に微妙な色合いが溶け込み、とても素敵な出来だった。
 その後は絵の具や水性のマーカーで和紙に自由に模様を描き、くしゃくしゃに丸め、洗面器に溜めておいた水にザブンとつけて絞って広げる、というのをやったがこれはすごく面白かった。くしゃくしゃに丸めるところも、水につけるところも、開くと絵が変身しているところも、子供達をそそることばかりで、みんなもう夢中。何枚も何枚も描いていた。

 アトリエの方は墨絵を描いてから自由制作。今日はたけちゃんが、すごく真剣に描いていた。しのぶ君の鳥の絵と斉藤君の独特なカンガルーの絵も良かった。その後はみんなで毒薬(?)作り。墨やらスライムやら、バブやらいろんなものを混ぜ合わせ、みるからにおぞましい妙な粘土状のものやら、液体やらを作っていた。こんなものをと、思わず眉をひそめたくなるが、遊びという枠の中で、こういう経験も必要なのだと思う。「チョークの粉も入れてみようよ。」「洗濯のりも。」より無気味な毒薬になればなる程、嬉しそうな子供達だった。


 夕立ちのせいか、南小が創立記念日だったせいか、お休みがチラホラ。今日も引き続き墨絵の色塗り。いっき君の魚やこうし君のカメなど、とても素敵になってきている。自由制作では男の子たちがみんなで、ベイブレードのフィールドを作るが、釘があちこちから飛び出ていたり、砂場があったりと、危険いっぱいのフィールドだったが、それがおもしろいらしく「怖えー!!」と言いつつみんなおおはしゃぎ。


 水クラスは先週お休みだったので、今日から墨絵に入った。あずちゃん(小4)はすっかり墨絵が気に入ってしまい、時間一杯墨絵を描いていた。自由時間はかずや君が木工で「ゲームセンター」や「車工場」というおもしろい作品を作った。

 ところで、水クラスから金クラスへ移って行っただん君(小5)が、両手を骨折してしまい、入院してしまったそうだ。「お見舞いに行こうかな。」と言うと、ゆうちゃん(小5)が「じゃあ、なんかお見舞いの品を作るよ。」と言う。ゆうちゃんは、いつもかわいいバッチとかを作って、学校の女の子たちにプレゼントをしている。ゆうちゃんの作るモノは女の子にはひっぱりだこだけど、だん君にはどうかな・・・、かわいいカッパのバッチとかもらって喜ぶかな・・・、と心配になると、本人も気がついたらしく、「でも、だん君は男の子っぽいものが好きで、ぼくはかわいいものが好きだから趣味が合わないよね。」と言い出した。
ぼくはかわいいものが好きだから、と堂々と言えてしまうゆうちゃんは、本当にすごい男だ、といつも思う。


 先週、墨で描いた絵に色塗をしてもらったが、クレヨンでの色塗りは根気がいるらしく、低学年が多いこのクラスでは、「疲れた〜。」の声があちこちから聞こえ、早めに自由制作に入ってしまった。女の子たちは、みんなそろって色粘土を使ってケーキづくり。みきちゃんはケーキのデザイナー、ノートにいろんなケーキのアイデアスケッチを次々に描いていく。みきちゃんの頭の中には、本当にいろんなアイデアが詰まってる。でも、どの子のケーキも本当によくできていた。ホイップ粘土を生クリーム代わりに絞って、赤い粘土で作った苺を飾った、見るからにおいしそうなケーキだった。
 ひろや君(小2)のペパークラフトの飛行機もすごくかっこよかった。


 今日のブナンは長く切った紙をつなげて迷路を作り、みんなでその上を通って遊んでから、センターラインや足跡を墨で描いた。そして、別の紙に自分の家やお店やさん、車や飛行機なんかも描いて楽しく遊んだ。「ぼくの家はマンションなんだ。」「私はペット屋さんを描こうっと。」なんて楽しい会話もはずみながら、一生懸命制作していた。(写真)

 アトリエの方は、あきひろ君と斉藤君は課題の作品を全然やらず、ビー玉転がしを作っていた。でも、さすがに6年生の作ったビー玉転がしは、しっかりとした出来だった。自由制作では、水クラスから移ってきたダン君(小5)がスライムやカタイム(片栗粉で作るのだが、固体のようでもあり流動体のようでもある変な物体)を作り、みんなで喜んで遊んでたのはいいのだが、気がつけば床がスライムだらけ。「ちょっと待て!スライムが点々と落ちているよ。これ見てどう思う?」と聞けば、すかさず斉藤君「これもさだめじゃ、あきらめなされ。」だって。


   

 今日は、先週描いた墨の絵にクレヨンで着色をしてもらった。ダウン症のちかちゃん(小6)は、まずカニの色塗りを始めたが、黄色に塗ったクレヨンの上に力強く赤を重ねていった。そしてそれを粘土べらで全部削りとってしまったのだが、それが、赤と黄が入り交じった微妙な色合いを生み、すごく存在感のあるカニに仕上がった。ちかちゃんは「はあー、疲れた。」と言いながら、続けてエビの色塗りに入った。

 自由制作は、じゅんちゃんとこうしくんは段ボール箱で家づくりをする。布に綿をくるんで枕を作ったり、窓にカーテンをつけたりと、とても楽しい家になった。いっき君のビー玉はじきも工夫されていてすごかった。


 今日も墨絵を描いてから自由制作。とも君やこうへい君たち園児組が、なかなか味のある面白い絵を描いてくれた。またさやかちゃん(小2)が恐竜図鑑を見ながら、四つ切り画用紙2枚をつなげた堂々とした恐竜を描いたのも印象的だった。自由制作では、みきちゃん、しおりちゃんがかわいらしい紙芝居を作っていた。


 どこのクラスにも、手に負えないやんちゃBOY が一人や二人はいるんだけど、5月のクラス替えで、そんな強力メンバーのうちの一人、たけちゃん(小4)が、水クラスから金クラスに移動してきた。対するこちら金クラスも初めから強力メンバーがそろっているが、中でもどいっち(小6)の手に負えなさぶりには定評がある。
 そんな二人が運命の出会いをして、1+1は2ではなく何故か10位になるのだと教えてくれた。今日も、まずたけちゃんが墨の入った器を派手にひっくりかえし、どいっちが墨だらけになるところからスタート。どいっちは墨だらけのまま、たけちゃんに抱きつき、たけちゃんの顔に落書きを始める。その後二人で外に出て行き水を掛け合ってびしょぬれで戻って来た。床は墨だらけ、泥水だらけですごい有り様。だけど、二人の楽しそうな様子を見ると、こちらもつい吹き出してしまう。やっと落ち着かせて着替えさせれば、二人仲良く並んで座ってホットボンドでお絵書きを始める。「なんか、兄弟みたい。」と冷やかされる二人だった。


 昨日のけんじ君の墨絵がよかったので、今日はみんなで墨絵をした。墨で一気に描きあげられる気楽さが良いのだろう、普段あまり絵を描きたがらない子も喜んで描いていた。自由制作では、木工の釘打ちやプラ板などみんな好きなことをしていたが、じゅんちゃん(小5)は以前作ったスライムを海に見立て小さな箱庭のようなようなものを作っていた。スライムの海の隣には砂を敷いて砂浜にしたが、その時スライムにまで砂がついてしまった。するとじゅんちゃん「スナ(砂)イムが出来た。」
それからみんなでスライムに砂をまぶして、きなこ餅みたいなのを大量に作って「スナイムだ、スナイムだ!」と大喜び。


 今日の自由制作は、みゆきちゃん(小6)が粘土で本物そっくりのお弁当をつくったり、かずや君(小4)が木工作品にペンキで色塗りをしたりと、みんなそれぞれいろんなことをしていたが、なかなか見ごたえのある作品がたくさん生まれた。中でもけんじ君(小3)の墨で描いたハガキ絵(写真)は勢いがあって力強く描かれていた。


2001年4月9日〜5月22日

 2000年2月20日〜3月31日       2001年1月9日〜2月14日

   2000年11月16日〜12月22日       2000年10月23日〜11月15日

2000年9月13日〜10月20日       2000年7月6日〜8月8日

2000年6月12日〜7月5日         2000年5月15日〜6月9日

2000年4月14日〜5月13日         2000年1月12日〜4月3日

  1999年11月15日〜12月17日        1999年10月18日〜11月12日

1999年9月20日〜10月13日        1999年8月27日〜9月17日

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